Arcaの単独公演。スペシャルゲストとフジロックの後夜祭。
8月3日に渋谷WOMBで開催されたArcaの単独公演に行ってきました。
そしてスペシャルゲストになんとあの人が!
前半はDJセット
スモークが焚かれDJの動きが見えない中、公演が開始されました。
選曲的にDJをしているのはJesse Kandaか?と思ったのですが、
(LIQUIDROOMでのJesseのライブの時と選曲が似ていました。この時も「いい日旅立ち」とか「そばかす」をかけていました)
なんと、
Björk!?
というのも、Total Freedomの出演がアーティスト都合でキャンセルとなり、その代わりにスペシャルゲストとしてBjörkがDJをすることになったようなのです。
Total Freedomも楽しみにしていたので残念ですが、まさかBjörkが来るとは!
フジロック3日目のGreen Stageのトリがそろってるじゃないですか!
ここがフジロックの後夜祭会場ですか?
それはさておきBjörkのDJはというと、
日本の民謡をかけたり、ピンクの衣装でリズムに関係なく飛び跳ねまくったりと、
フジロックの印象とはだいぶ違ったので本当に本人か疑いました。
というかスモークで顔が全然見えなかったので未だに本人かどうかという疑問は残っています。
後半はArcaのDJとパフォーマンス
Jesse KandaのVJと共にArcaのDJ、パフォーマンスが開始。
ライブというよりフジロックの超拡大版。
フジロックでかけたのと同じ曲やよりクラブよりのビートがメインの曲を流したかと思えば、Oneohtrix Point Never のI Bite Through Itが流れたり、ラテン色が強い曲が流れたり。
そしてArcaがステージの前方に出てきてパフォーマンス。
平常運転の衣装でスキャットやらMCやら叫び声やらを披露し、観客を盛り上げる。
かつらや衣装を観客に投げたり、観客にお酒をふるまったり、クラウドサーフィンをしたり。
決まり切ったパフォーマンスではなく、その場のノリや気分、観客のノリでステージを動かしているようでした。
例えば、ライトをつけるとか消すとかの指示をステージ上から出していたり、
「もう一回やってみよう」みたいな感じなことを言ってパフォーマンスをやり直したり。
そんな間もJesse Kandaのどこから拾ってきたかわからない(もしくは自分で作った?)生々しかったり、よくわからなっかたりする映像が流れていました。
そしてこれが何故か不思議と合っている。
映像の一部↓
こんな感じでその時の自分の気持ちを乗せた、 生のパフォーマンスが目の前で繰り広げられました。
個人的には彼の歌を期待していましたが、これはこれで彼の世界観をこんなに近い距離で体験できたのは良かったです。
ステージ終盤はDJがメインとなり、観客の盛り上がりとともに曲もBPM高めの四つ打ちで、コードやメロディがほぼないビートとベースメインの曲にシフト。
(ただ耳が麻痺していただけかもしれません)
その盛り上がりのまま終演。
といった感じで彼の世界に触れられた濃い時間を過ごせました。
次来た時はアルバムの曲歌ってほしいなぁ・・・。